株式会社メタツ

創業から100年以上、建築・土木業界を支え続けてきた老舗、株式会社メタツ。
その歴史と実績を礎に、現代のニーズに応えるべく、ロゴマークのリニューアルを担当しました。メタツは、建築金物・建築資材・電動工具・建設機材・土木資材など、多岐にわたる商品を取り扱いながら、時代に合わせた柔軟なサービスを展開。変わりゆく時代の中でも、”信頼”という揺るぎない価値を守り続けてきた企業です。
ロゴリニューアルにあたり、多くのアイディアを検討しましたが、最終的に選んだのは、長年親しまれてきた旧ロゴの面影を大切に引き継ぐデザイン。
「メタツ」という社名の由来である「目立て」——金属加工における精緻な技術を象徴するモチーフをベースに、現代的なエッセンスを加えてブラッシュアップしました。現在、メタツは【販売部・工事部】、そして【メタル事業部】という二大事業体制で成長を続けています。
新しいロゴでは、その2つの事業を象徴するカラーをMのフォルムに組み込み、しなやかに、しかし力強く連結。このMは、”目立て”をイメージした鋭さを持ちながら、事業同士がしっかりと支え合い、つながる姿を表しています。さらに、Mを構成するラインはそれぞれチェックマーク（✓）のような形状を持ち、選択、作業の完了、正解、そして信頼と承認を意味するサインとなっています。メタツが提供する製品やサービスが、ひとつひとつ確かな「正解」として社会に届けられていることを象徴しています。100年の伝統を守りながら、未来へと進化を遂げるメタツ。その姿勢を新しいロゴマークに込めました。